フードバンク

写真や絵文字、動画などを使わずに

文字だけで伝える訓練をしています。


今日は、

日々の営業活動の中で

お客様と一緒に考案したシステムについて

書いてみようと思います。


僕のお客様で一番お付き合いが長い

サンドウィッチ屋さんがあるのですが、

このお店が興味深いシステム・サービスを

始めました。

名前は(フードバンク)


どんなシステムかを簡単にご説明します。

目的はフードロスを防ぐため。

方法は、

お客様の来店が少なくて

今日販売する予定だった商品が余りそうな時。

SNSを使って

今から何時までの間、

フードバンクしますと発信。

その期間内に来店して商品を買ってくれると次回使える10%オフのクーポンがもらえます。


ここまでは、

割とどこにでもあるサービスなのですが、

この10%オフのクーポンを

店内にあるボードに貼っておいて

次に来たお客さんに使ってもらう事が出来る。

というのがフードバンクというシステムです。


つまり、フードバンクが使える期間に

1,200円の買い物をしたとしたら

10%オフクーポンを自分の名前を書いた120円分の金券に変えて店内のボードに貼り付ける。

次にきたお客さんはそのボードに貼られた

120円分の割引券を使って買い物が出来る。

ということになります。

もちろん、

この10%オフのクーポンは

自分で持って帰る事も可能です。

次にきたお客さんが、

この割引券を使う場合は、

残してくれた前のお客さんにお礼のメッセージを残します。


この素案をお客様から聞いた時に

素晴らしいシステムだと思いました。


買い物をしたお客さんは

次にくる誰かの為に割引券を託す。

次のお客さんはお礼を言う。

お店は発信する内容(広告にすべきキャンペーン)常にある状態なので、

お客さんを呼びやすくなる。

実際にこのシステムを導入し

呼びかけるようになってから

来店が増え、

フードロスは減ったそうです。

誰も傷つかない世界の1つの例を見た気がしました。


リピーターも増えたそうです。

このサービスを利用したお客様

このサービスを使ったお客様が

SNS等で自分の金券の写真や

メッセージカードの写真をアップしたことが理由だと思います。


こんなシステムが少しずつ増えていけば

地方・地域のつながりや結束の強さ

を改めて感じる事が出来ると思いました。


僕は、

越谷市にこんな形のシステムや企画を

残していく活動が出来ればと考えています。

色々なモノが共有できる世界の方が面白いと思うからです。


もし、埼玉県の越谷市に遊びにくる機会があれば(小麦工房ひつじ)というお店を訪ねて見てください。

新しい出会いや感動に出会えると思います。


明日は、

最近になって気になっているお笑い芸人さんについて書いてみようと思います。

宜しくお願い致します。


それでは、また。